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『法律事務所×家事手伝い外伝 冬 その1』予告! その2

2017/05/07 20:14
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不動正義『法律事務所×家事手伝い外伝 冬その1』の予告はもう終わったんじゃないのか?

水沢花梨そのはずだったらしいけど、もう1週だけ。

正義:こりゃ、きっと“出す出す詐欺”だな?

花梨いや、絶対に出るってば……って、何でわたしが必死に弁解しなきゃいけないの?

正義:だって、広報担当だろ?

花梨そんなの引き受けた記憶がない。

正義:仕方がないだろ、誰かがやらなきゃ。

花梨だったら、主人公のおまえがやれよ!

正義:そんなのムリだよ。主人公の“自画自賛”なんて誰が聞きたい? もっと周囲が盛り上げてくれなきゃ。おれを神輿(みこし)に乗せて担いでくれなきゃ……それがPRの鉄則だろ?

花梨おまえがそんなことだから……。

正義:何かいったか?

花梨あのな、いつまでも自分が主人公だと思うなよ。

正義:な、何だよ、急に?

花梨サブタイトルの件で、作者と随分もめたって話を聞いたぞ。

正義:ギクッ……!

花梨発売が少し延びたのも、そのせいだっていうじゃない……最初に予定していた『冬その1』のサブタイトルをいってみな?

正義:忘れた。

花梨忘れるわけがない。いいから、いってみな?

正義:ィソ弁のぉ……。

花梨何?……声が小さい!

正義「イソ弁の朝帰り」

花梨違うでしょ。

正義:間違えた──「イソ弁の里帰り」

花梨“朝帰り”と“里帰り”じゃ大違い。

正義:どちらかというと“朝帰り”のほうがインパクトがあるけどな。

花梨あのね、そういうことじゃないでしょ? 問題点がわかってるの? 今回の主役はおまえじゃなくて、“イソ弁”こと磯川くんなのよ。こんなこと今までなかったわよね?

正義:うーん……〈三毛猫〉の圭介が一度やっている。

花梨あれはタイトルが『三毛猫の女房』だし、本当の主役はわたし……。

正義:よくいうよ。

花梨まあ、確かに主役はいい過ぎか……でも、これまで『法律事務所×家事手伝い』の名前を冠したシリーズでこんなケースはなかった。これは主人公の危機だぞ。

正義:そんな大げさな。一応今回は「外伝」なんだぞ。

花梨「外伝」なら、主役の座を譲ってもいいの? それからなぜ作者ともめたのよ?

正義:…………。

花梨磯川くんに主役を譲りたくなかったんでしょ?

正義:……はい。

花梨よし、素直でよろしい。で、結果的にサブタイトルはどう決着したわけ?

正義:さあ……よく憶えていない。

花梨「花梨の海外旅行」

正義:そんなサザエさんのサブタイトルみたいな名前のわけがない。

花梨だったら、どうなったのよ?

正義:はてさていったい、サブタイトルはどうなったのでしょうか?──次週につづく。

花梨そんなことで引っ張るな!
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『法律事務所×家事手伝い外伝 冬 その1』予告!

2017/04/29 22:02
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不動正義:また不動正義:また『法律事務所×家事手伝い外伝 夏 完全版』の宣伝かよ。うん、違うな?──『外伝 冬 その1』?

水沢花梨表紙の色がビミョーに違っているね。デザインの使いまわしは今にはじまったことじゃないけど、「外伝」も例外じゃないみたい。

正義:表紙はともかく──「夏」の次が「冬」なのか?

花梨「秋」の話を書いていたけど、挫折したんだって。作者がそういってた。

正義:それにしてももう「春」だぞ。どうせなら「春」を書けよ。

花梨わたしにいわないでよ! 確かにせっかくなら新中学生になった汐里の「春」を書いてもらいたかった。

正義:おまえの娘の話はもういいんだ。そんなことより、おれはその事実を元に、一つの仮説を立てた。

花梨らしくない真面目さだな。

正義:まあ、聞け。『外伝 夏』の「その1」「その2」が初めて出たのは2015年の「秋」だった。この事実からおまえは何を推理する?

花梨季節遅れ?

正義:ちがーう! 普通の感覚でいえば「夏」の話を出すなら、少し季節が早い「春」にするだろ? “冷やし中華”だっていちばん売れるのは実は「春」だ。

花梨その例えってどうなの?

正義:黙って、おれの推理を聞け。本来一つ早い季節に出すべきものを、一つ遅い季節に出してしまう理由──それはだな……。

花梨作者が遅筆だからでしょ?

正義:ちがーう!

花梨じゃあ、何よ?

正義:おれの推理はこうだ。作者は季節が日本とは逆の場所に住んでいる。つまり、南半球にいるってことだ。おれはオーストラリアが怪しいと睨んでいる……。

花梨そんなの初耳。でも、こないだ会ったけど?

正義:それはたまたま出稼ぎに来ていたんだろ? 金にでも困って……。

花梨本当かな、その話? でも、『外伝 冬 その1』はシンガポールが舞台になるって話も聞いたし、あながち方向性は間違っていないかも。

正義:何、シンガポール?……初の「海外編」なのか?

花梨中国地方って噂もあるけど、どうなんだろうね?

正義:何、中国?……やっぱり初の「海外編」だな?

花梨そうじゃなくて「中国地方」!──しかも、話の主役になるのは、どうやら磯川くんらしいよ。

正義:え、“イソ弁”が?

花梨あのさ、いい加減、彼を“居候(いそうろう)弁護士”扱いするのやめてあげたら? 磯川くんが〈不動法律事務所〉に来て、もう何年になる? 今じゃ立派な戦力じゃない。

正義:おれは別に“居候弁護士”なんていってないよ。磯川弁護士を略すから“イソ弁”になるんだ。

花梨まったく……そういうくだらないセンスがおまえと作者はよく似ている。

正義:どういう意味だ?

花梨子供じみているというか、時代遅れというか──季節遅れというか……。

正義:ああ、わかったぞ──作者じゃなかったんだ!

花梨何が?

正義:南半球に住んでいるのは作者じゃなくて、実はおれたちだったんだよ。どうして今までそれに気づかなかったんだろう?……ああ、まさかの“大どんでん返し”。

花梨だからぁ……ここは雑司が谷だってば。
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『法律事務所×家事手伝い外伝 夏 完全版』発売中! その4

2017/04/22 12:25
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不動正義『法律事務所×家事手伝い外伝 夏 完全版』の宣伝って、もう終わったんじゃないのか?

水沢花梨作者と約束した分は終わったわよ。

正義:だったら、何でまだやっているんだよ?

花梨せっかくだから、便乗させてもらおうと思って。

正義:便乗? 誰が、何を?

花梨わたしが、娘の汐里(しおり)が無事中学生になりましたって報告を──今年は入学式のころにちょうど桜が満開でよかったよかった。

正義:ああ、そう。そりゃ、おめでとうございました。さあ、帰るぞ──。

花梨まだ帰るな!

正義:おめでとう以外に何があるんだ? 母親として褒めてもらいたいのか? 桜が満開でよかったよかった。

花梨それはそれ、これはこれ。

正義:いったい何がしたいんだ?

花梨あのさ、汐里が今のうちに戻ってきたとき、小学校一年生だったんだよ。それがもう中学生。月日の過ぎるのは早いと思わない? その件をじっくり考えたい。

正義:ああ、それなんだけどな?

花梨何よ、急に?

正義:お互い、もう年をとるのやめないか?

花梨それ、どういう意味?

正義:おれも最初は“アラフォー”だったのに、今や“アラヒフ”だぞ?

花梨“アラフィフ”ね。

正義:そうそう。“アラフィフ”なんて、いいにくくてしょうがない。だから、いい加減やめようっていうの。

花梨やめてどうするの?

正義:つまりだな、“サザエさん方式”だよ。おれは永遠の45歳──5年若返って40歳でもいい。いや、10年若返って……。

花梨なるほど──そういう意味。

正義:どうだ? 登場人物ならではの特権だぞ。おまえだって、これ以上ババアにならなくてすむ。これは絶対検討に値することだと思う。

花梨…………。

正義:そんなに深く考えることじゃないんだよ。さっさと作者に交渉しにいこう!

花梨──ちょっと待って。

正義:何だよ?

花梨その場合、汐里はどうなるの?

正義:永遠の中学生に決まってるだろ? 無事中学生になれたんだ。カツオやワカメより、はるかにましだぞ。

花梨それはどうだろう? わたしはやっぱり汐里が高校に入るところも見てみたい。できれば大学に入って司法試験に合格して〈不動法律事務所〉を継いでくれるところまで見てみたい。

正義:え?──そんな約束になっているの?

花梨いやいや、これはあくまで親としての願望よ。でも、もちろんそうなってくれて全然構わないんだけど。

正義:ああ、もう、これだから子供は厄介なんだ。作者の奴、こういうことをきちんと考えていたのか? このままじゃキャラクターの老齢化は避けられないんだぞ!

花梨いいじゃない別に、汐里がたくましく成長して、物語を担っていってくれれば。

正義:まったく話にならない。おい、何かいい方法ないのか? おまえ、ちょっとぐらい妥協できないのか?

花梨まあ、できないこともないけど。汐里が成長しても、わたしが今の年齢のままなら何の問題もない──。

正義:ああ、もう!──これだから母親は厄介なんだ!
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『法律事務所×家事手伝い外伝 夏 完全版』発売中! その3

2017/04/08 18:46
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水沢花梨:『法律事務所×家事手伝い外伝 夏 完全版』の宣伝も、これが最終回──。

不動正義:テキストで書かれているうちはまだマシだな? 次は絶対「YouTube」に出ろっていわれるぞ。

花梨:『外伝 夏』の3つの話はひと夏ごとの話だから、この1冊で3年の月日が経っているわけ。このシリーズとしては記録的なことよね?

正義:過去にはたった一週間の話で2冊引っ張ったこともあったからな。作者も大人になったんだろう?

花梨:3年もあればいろいろ変わる。娘の汐里も小学四年生から六年生になったし、〈不動法律事務所〉にも新しいメンバーが増えた。

正義:ああ“スケ弁”のことね?

花梨:磯川くんを“イソ弁(居候弁護士)”と呼ぶのはともかく、凛々子先生を“スケ弁”と呼ぶのはどうなの?

正義:仕方ないじゃないか、助っ人弁護士には違いないんだから。

花梨:今回の話は彼女が主役といってもいいのよ。“外伝”の意味がようやくわかってきた気がする。事務所的には助っ人でも、ストーリー的には決して助っ人じゃない。

正義:何がいいたいのか、さっぱりわからない。

花梨:いい、正義? “スケ弁”って言葉は今回初登場じゃないって知ってた?

正義:そうだっけ? 自分で呼んでおいて憶えてない。

花梨:そんなことだと思った。まあ、それはいい。問題はその人に「名前」がついたってことよ。

正義:それがどうかしたのか?

花梨:このシリーズの法則を思い出して。ある人物に名前がつくということは、今後その人の存在がどんどんフィーチャーされていくってこと。

正義:確かに〈三毛猫〉の圭介でさえ、最初は苗字が決まっていなかったからな。

花梨:『外伝 夏』の第2話では正義の叔父さんの名前も明らかになった。今回は凛々子先生。しかも──。

正義:あのさ、そんな真面目に議論するようなことか?

花梨:最後まで話を聞いて。今ここで真剣に考えておかないと、後で後悔することになるぞ。

正義:脅かすなよ。いったい何がそんなに気になるの?

花梨:凛々子先生の名前よ──鷹岡(たかおか)凛々子。

正義:確か、第2話にお父さんの名前が出てきたよな?

花梨:そういうことじゃなくて──。

正義:じゃあ、どういうことだよ?

花梨:前回、正義はいったよね? わたしたち母娘三人の名前には全部“り”がついているって。

正義:うん、そんな話をしたかもしれない……あっ?

花梨:ようやくわかった?

正義:リリコ──か。

花梨:そうそう。

正義:ひょっとしてハーフなの?

花梨:そういうことじゃなーい! 何と彼女は名前に“り”が二つもついているのよ──おまえの嫌いな“り”が。

正義:な──なんと!

花梨:ようやく事態の深刻さに気づいたか?

正義:つまり、おまえを上回る敵が登場するってこと?

花梨:しかも、この話のラストの一行を読んだ?

正義:むむ!……いや!!……これは!!!

花梨:……だろ?

正義:わ、わかったぞ!

花梨:え、何が?

正義:凛々子先生の次に登場する“ラスボス”の名前はきっと“リリリ”だ──。
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『法律事務所×家事手伝い外伝 夏 完全版』発売中! その2

2017/04/02 13:01
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水沢花梨:引き続き、『法律事務所×家事手伝い外伝 夏 完全版』の宣伝です。

不動正義:作者が怠慢だから登場人物がこき使われる。

花梨:でも、第2話だけは登場人物としても読み応えがあった。

正義:そうかな? どんな話だったっけ?

花梨:『不動家の三十年』──。

正義:ああそうそう。「不動法律事務所・所史編纂室」が書いたやつ。函(はこ)入りで1冊5万円のボッタクリ本──。

花梨:何の話をしているの? わたしが読んだのは十四歳のおまえが登場してくる話だったけど?

正義:ああそっちの話か? 確か“つくば万博”で迷子になる話だったよな?

花梨:全然違う……正義がごまかしたくなる気持ちはわかる。確かにこの話は、わたしたち家族にとって非常にデリケートな内容を扱っているもんね。

正義:デリケートじゃないのは、オヤジの弟の“オッチャン”のところぐらいだな?

花梨:幸四郎叔父さん? 不動家って面白いよね。兄弟なのに、征四郎と幸四郎、どっちも“四郎”だなんて。

正義:仕方がないよ、何代目なのか名前でわかるようにしているんだから。ちなみに祖父ちゃんは“三吉”だ。

花梨:お祖父さんが名前しか出てこなかったのが残念。まだ生きていたころの話なのに……ひいお祖父ちゃんの名前は何なの?

正義:そこまで知るか。祖父ちゃんの名前から推測すると、たぶん“次郎吉”じゃないのか?

花梨:不動次郎吉? ほとんど時代劇の世界──。

正義:そこまで古くはねえよ。おまえの家族だってネーミングがずいぶん変わっているじゃないか? 人の家のことをいえた義理か?

花梨:何よ、どこがヘンなの?

正義:おまえの母親が、りつ子。子供が汐里。リツコ、カリン、シオリ──“り”の字がだんだん下がっていくだろ? 汐里に娘ができたらどういう名前になるのか、今から心配だ。

花梨:余計なお世話です。

正義:しかし、おまえの母親とおれのオヤジの再婚が決まった状況なんて、息子としては知りたくなかったな。

花梨:あらそう? わたしはとってもいいと思ったけど。二人が結婚指輪をしていない理由もよくわかったし。

正義:おれは知りたくなかった……。

花梨:正義の実のお母さんのお姉さんもさりげなく出てくるけど、名前がわからない。その一方で、幸四郎叔父さんははっきり名前が出ている……。

正義:何がいいたいんだ。

花梨:この物語の作者は、こういうところにいつもこれから先のヒントを隠している。

正義:あの“オッチャン”が?

花梨:案外、これからのキーマンかもしれない。

正義:キーマンというより、“中華まん”みたいな体型だけどな。すると、“オッチャン”とはまた会えるのか?

花梨:わたし、だんだん“外伝”の意味がわかってきた気がする。

正義:どういうことだ?

花梨:水面下で着々と準備が進んでいるってことよ。

正義:準備って、何の準備?

花梨:『不動家のこれからの三十年』──わたしの勘ではそういうことだと思う。

正義:え? この話、あと三十年もつづくの!?
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『法律事務所×家事手伝い外伝 夏 完全版』発売中! その1

2017/04/01 15:30
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水沢花梨:新刊の宣伝に引っ張り出されるのは久しぶり。『法律事務所×家事手伝い外伝 夏 完全版』発売中!

不動正義:何が新刊なもんか。

花梨:確かに、全3話のうち2話はすでに発売していたものだもんね。でも、新しい話もある。だから、あえて「完全版」──。

正義:で、今回は何をすればいいの?

花梨:3つの話を1話ずつ解説してほしいんだって……といっても、どうせ感想をいうのがせいぜいだけど。

正義:ちなみに、おれ、全然読んでないよ。

花梨:でも、出てる。内容を知ってさえいれば登場人物が読んでいる必要はないの。

正義:そんなものかね?

花梨:わたしは読んだけどね。特に第1話は興味深かった。自分の娘が外でどんなことをしていたのか、小説で読める経験なんてなかなかできないし。

正義:第1話ってどんな内容だったっけ?

花梨:おまえが和菓子の包みを持って、わたしの娘の汐里を追いかける話。タイトルは『不動正義、はじめてのおつかい』──。

正義:そんなタイトルか?

花梨:あ、間違えた。『小学三十六年生』だった。これ、おまえのことだろ?

正義:まったく意味がわからないんだよな、これ。「昭和三十六年生」の間違いなんじゃないの?

花梨:昭和三十六年生って、誰のこと? おまえよりも十歳も年上だぞ。

正義:さあ、知らない。とにかくこの話はタイトルからしてヘンだ。

花梨:出てくる人もヘンだけどね──汐里を除いては。その筆頭が少女漫画家の珠坂(たまさか)あざみさん。

正義:ああ、あの娘に再会する話だったか。

花梨:わたしは彼女を全然知らなかった。本編の6・7巻に出てきていたのね? 忌野キワコさんといっしょにおまえと金沢にまで行っている。

正義:わざわざそこまで遡らなくてもいいよ。ちっとも成長していないんだから。

花梨:その点はおまえと同じだな? 彼女が書いた『ヅカデカ!』ってマンガは気になるけど。

正義:小説のなかに出てくるマンガは、小説の登場人物にしか読めない……。

花梨:わたしもそうだけど。

正義:そういえばそうだったな。

花梨:それにしても都電荒川線って、わたしは終点まで乗ったことがない。

正義:シリーズ初の“トラベルミステリー”だからな。

花梨:ミステリーなんて、どこにあった?

正義:いろいろあっただろ? 怪しげな宝塚OGの登場とか、荒川風もんじゃ焼きの謎とか、朝顔の鉢植えと“どらクレープ”の消失トリックとか……。

花梨:そんなもの一つもなかった。

正義:おまえは娘の汐里にしか注目していないからだ。『水沢汐里、はじめてのおつかい』にしか読めないんだ。

花梨:それは否定しないけどね。ちなみに今回のマドンナは誰になるんだろう? マ抜けのおまえの場合は“ドンナ”だけど。当然、汐里は違うけど。やっぱり宝塚OGの鳳島(おおしま)さくらさん……?

正義:いや……それは違うんじゃないかな?

花梨:だったら、残るのは一人だけだぞ。

正義:誰だっけ?

花梨:──もんじゃ焼き屋のおばあちゃん。
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【電書砦の三悪人】★vol.101★パワードブックライター$口世文「2013年マニフェスト」の巻

2013/01/03 17:04
川口世文(以下、川口):奥山くん、久しぶり&あけましておめでとう!
奥山幸生(以下、奥山):久しぶりぶりぶりぶり〜ですね、川口さん。何年ぶりですか?
川口:最後に会ったのはおそらく2005年……あれからもう8年も経ってしまった。
奥山:そうそう、『スター・ウォーズ/エピソードV』が公開されて、あることないこと話していたころですもんね。次に呼ばれるのは『スター・ウォーズ』の新作ができるときかと思ったら、意外と早かったなあ──で、今回はまた何を?
川口:かつての「映画砦の三悪人」改め「電書砦の三悪人」という企画をはじめようかと思って。9年前から使っているこのブログのタイトル「パワードブック」も、翻訳すれば「電書」って意味だからね。
奥山:相変わらず「砦」にこだわるんですね。しかも「三悪人」っていっているのに2人しかいないのも相変わらずだし。
川口:まあ、細かいことは気にせず……。
奥山:何について話せばいいんですか?
川口:基本的には「電子書籍の時代」について話したいんだけど、ネタ切れにならないようにときどきは「映画」のことも話そうよ、これまで通り。
奥山:はいはい。
川口:あれ、迷惑そうな顔だね。
奥山:いや、別に……。
川口:何か問題でも?
奥山:以前の「ノーマンズ」ってお店にあったピザがここにはないもんで、若干、以前のテンションとは違うかもしれませんが。
川口:だってここ、カフェだもん。夜はワインバーに変わるけど、ピザは出てこない。
奥山:ピザピザって10回いっても?
川口:無理無理。それに奥山くん最近だいぶ肥ったんじゃないの? もうピザをがっついている年齢でもないだろ。
奥山:はぁ〜、とうとう30を越えました……。
川口:そうか、それはやっぱり太り過ぎだろ。
奥山:いや、あの、「BMI値」のことじゃないですよ。
川口:で、まあ、1回目のテーマなんだけど──。
奥山:全然聞いてないし……。
川口:パワードブックライター≠ニしての川口世文の「2013年マニフェスト」を奥山くんに聞いてもらおうと思ってさ。決意というものは人に話すことが重要だから……。
奥山:「マニフェスト」ねえ、ずいぶん手垢のついた言葉になっちゃいましたね。それにパワードブックライター≠チていうのも、ワードプロセッサーのパチモンみたいな響きだし、まあ、川口さんの世代にはウケがいい言葉なのかもしれないけど……。
川口:ブツクサいってないで、話を聞いてくれよ。
奥山:はいはい。
川口:まずはこの1年半の「激闘の歴史」から──。
奥山:はいはい。
川口:2年前、2011年の7月11日から「東京コンテブラザーズ」という屋号≠掲げることにしてね……。
奥山:なんで7月11日なんですか?
川口:ペンネームがカワグチセブンだから。
奥山:だったら、7月7日でいいじゃないですか?
川口:いや、思いついたときには過ぎていたから。
奥山:別に会社を登記したわけじゃないんでしょ? 単なる「屋号」なんでしょ?
川口:でも、思い立ったが吉日っていうじゃない。それに311とか911とか、これからは11という日にちが重要な意味を持ってくると思ったんだよ。
奥山:なるほど。
川口:あと、いずれ有名なったら、セブンイレブンから仕事が来るかもしれないし……。
奥山:──どんな仕事だ、それ!
川口:まあ、そう熱くならないで。
奥山:ほかのブラザー≠ヘ誰なんですか?
川口:え、気がつかないの? ぼくの目の前にも1人いるんだけど……。
奥山:え、おれ?
川口:例えばね。
奥山:そんなの入った覚えないけど……。
川口:まあ、人類みな東京コンテブラザーズだと思えば。
奥山:大体、あんた東京に住んでいないでしょ? それからコンテって何、コンテって。コント≠フ間違いじゃないの? コント≠セったらおれ、ますます入るのイヤですからね。
川口:奥山くん──。
奥山:はい?
川口:まるでバイキング≠フコント見ているみたい。素晴らしいツッコミだねぇ、腕を上げたねぇ……。
奥山:そこ褒められたくない。それにまるで、おれがコントをはじめたみたいに聞こえるし……。
川口:コンテブラザーズのコンテはコンテクスト≠フコンテ。ぼくはね、単にテキストを売るだけじゃなくて、「コンテクスト=文脈」を売っていきたいの。コンテブラザーズというのはそれを目指すためにプロ集団なの、まあ、日々メンバーは変わっていくけどね、ぼくの気まぐれで……。
奥山:はいはい、わかりました!
川口:わかってくれたか、ブラザー……でね、ブラザー・オックー!
奥山:人をサイタマノラッパー≠ンたいに呼ばないでください。
川口:あ、じゃ、軽くその話を先にする?
奥山:いいですから、早く本題に入ってください。屋号≠掲げてどうしたんですか?
川口:いやね、世間がさ、何度目かの「電子書籍元年」だっていうし、amazonという名の「黒船来航」があるっていうからいろいろ準備をしていたのに、来ない来ない、何にも来ない。ペリーもハリスも誰も来ない。
奥山:で、どうしたんですか?
川口:仕方がないから、まずは「パブー」の門を叩いたよ。
奥山:そんな人いたっけ?
川口:あのね、歴史上の人物じゃないんだよ。「電子書籍」を発行できるウェブサービスのこと──「ブクログのパブーPuboo」
奥山:ああ、なるほど……ペリーの従兄弟じゃないわけね。
川口:そうそう。アメリカ人でもない、日本でやっているサービス。
奥山:つまり攘夷派≠ナすね?
川口:そうじゃない。
奥山:じゃあ新撰組=H
川口:ちがうちがう。
奥山:白虎隊≠ンたいなもの?
川口:話、進めていい?
奥山:──どうぞ。
川口:当時はまだ「電子書籍」のなんたるかもよくわかっていなくて、PDFで出すか、ePubで作るかもわからなくて……。
奥山:イーパブ?……それ悪いパブ≠烽るの?
川口:そのネタはね、どこかで使ったよ、とっくに。
奥山:いけねえ、レベルが下がってきちゃった……。
川口:何かいったか?
奥山:いえ、別に……。
川口:仕方がないから、まずは比較的身近なPDFのデータを作ってさ、そのバージョンで公開したんだよ、最初の1冊目を。
奥山:処女公開>氛氈H
川口:何かニュアンスが違うけど……まあ、そういうこと。
奥山:タイトルは?
川口:『法律事務所×家事手伝い』
奥山:イコール?
川口:いや、別に数式じゃないんだよ。
奥山:じゃあ、ペケ=H 「法律事務所」を首になって「家事手伝い」をやっているってこと?
川口:「×」の部分は読まなくていいの。
奥山:読まなくていい?……フランス語みたいだな。ミシェル・ファイファーみたい。Pf≠ナはじまって正確に読めばプファイファー≠ネのに、ファイファー。
川口:それはいいから。別に首になったわけじゃない。父親がやっている「法律事務所」という家事≠手伝っている男の話──。
奥山:ふーん。
川口:それを2011年の11月7日から2012年の3月27日までに「シーズン1」として4冊出した。
奥山:ハハハ、全部日付に7がついている。
川口:そりゃ、こだわりどころだもんね。
奥山:それにしても4冊とは大胆ですね。儲かってしょうがないでしょ?
川口:全部、無料──。
奥山:ハハハハハハハハ。
川口:何がおかしいの?
奥山:最高のギャグだから……。
川口:別に笑うとこじゃないよ、事実なんだから。
奥山:こりゃ、失敬!
川口:ほかにもいくつか似たようなサイトも使ってみたけど、やっぱり国内では「パブー」がいちばん反応がいい。作品の内容によっては違うかもしれないけど。
奥山:タイトルに「×」がついているからって計算式と間違える小学生なんかには不向きだ、と。
川口:そんなこといってない。むしろポータルとしての認知度は全般的に高そうだよ。
奥山:なるほど……で、「シーズン2」もそこで行こうと思ったわけですね。
川口:そうそう。2012年の夏から「シーズン2」の準備をはじめていたら、突然、今度はamazonがKindle(キンドル)っていう端末を日本で発売するニュースが出てさ、その蓋が開いたと思ったら、KDPっていうセルフパブリッシングのサービスまではじまったわけ……。
奥山:ああ、だからパブーはパブーっていうのか?
川口:そうだよ、奥山くん、何だと思ったの?
奥山:いや、『サザエさん』のイクラちゃんから……。
川口:あれは「バプー」だろ?
奥山:でも、国民的な人気だっていうから……。
川口:そんなこといってない。
奥山:じゃあ、キンドルは?
川口:英語辞典で調べると「火をつける」って意味らしい。
奥山:なるほど、だから「キンドル、ファイヤー!」て叫んでいるのか。
川口:あれは別にキャッチフレーズじゃない、商品の1つの名前。
奥山:ああ、そうなの。道理でCMに福澤朗≠ェ出てこないわけだ。
川口:話、進めていい?
奥山:どうぞどうぞ。
川口:キンドルが出るってことは、いよいよ「黒船来航」ってわけだ。予想よりも1年も遅れたけどね。
奥山:仕方がないよね、船でやってくるんだから。
川口:とにかくどんなものか試そうと、まずは『月光と猟犬のサーガ』というシリーズで11月と12月に合計3冊出してみた。
奥山:よ、太っ腹!
川口:今度は有料だよ。キンドルではそれが原則だから。
奥山:となると、いよいよ作家ですな。
川口:そうねえ、まさに「作家の定義」が根本的に変わった瞬間だったといっていいね。
奥山:誰でも作家。
川口:そうそう。
奥山:名乗れば作家。
川口:名乗って何かしら作品を出せばね。奥山くん、きみだってできる!
奥山:なるほどね。で、その『黒猫のタンゴ』は売れているんですか?
川口:『月光と猟犬のサーガ』
奥山:そうそう、それ……ぶっちゃけ、どうなの?
川口:売れると思うかい?
奥山:売れない──。
川口:──正解。
奥山:情けない……。
川口:いやいや、これからが勝負だよ。つまり、ここからは考え方を大きく変えなければいけない。作家というのは作品を書くだけの人のことじゃない、「作品を書いて売る人」に定義が変わっちゃったわけだから。
奥山:なるほど。編集者とか出版社の役割もみんな自分で引き受けなきゃいけないわけですね。ワンマンアーミー≠ネらぬ、ワンマンパブリッシャー=I
川口:そうそう、そういうことなんだよ、ぼくがいいたかったのは。
奥山:略してワンパブ=I……ワンマンパブ=B
川口:だんだん表現が下世話になってきたなあ。
奥山:「ワンパブでもいい……」
川口:「……たくましく育ってほしい」って、誰も知らないよ、今どきそんなギャグ。
奥山:それでようやくわかりました。
川口:何が?
奥山:川口さんが8年ぶりにおれを呼んだわけが……。
川口:そうか、わかってくれたか。
奥山:要は褒めてほしかったんでしょ、よく頑張ったなあって。
川口:うーん、ちょっと違うんだけど……。
奥山:誰も褒めてくれないから。いい加減、寂しくなってきて。
川口:奥山くん──。
奥山:はい。
川口:話、進めてもいいかな?
奥山:まだあるんですか?
川口:ここからが今日の本題だよ。過去にどうしたかじゃなくて、これからどうしていくかが大切なんだから。
奥山:ああ、そうそう、マニフェスト、マニフェスト。でも、要は「シーズン2」も頑張りますってことでしょ、その『時をかける少女』の……。
川口:『法律事務所×家事手伝い』だってば。「かける」しか合ってない、いや、「かける」も合ってない。
奥山:そうそう略して「ホーカジ」──「法律カジュアル」。
川口:違う違う。ホーカジは合ってるけど『法×家事』と略すのが正解。
奥山:イコール?
川口:だから、数式じゃないってば。
奥山:ついつい計算したくなっちゃう。
川口:計算問題じゃなくて、もっと重要な問題は、例の「パブー」からKindleストアや楽天のKoboストアへの連携ができるようになったことなんだ。
奥山:今度は『コボちゃん』
川口:いや、そうじゃなくて……。
奥山:どこもみんな「国民的な人気」にあやかろうとしているな。
川口:Koboというのは、Bookのアナグラムらしいよ。
奥山:そうなの? じゃあ、「パブー」もやっぱり「バプー」のアナグラムでは?
川口:それはともかく、ストアが連携したことで、ますます「パブー」のポータル機能が充実してきた。本来なら作家──っていうかきみがいうワンマンパブリッシャー℃ゥ身がポータルにならなきゃいけないんだろうし、それをやってすでに成功している人もいるけど、誰にでもできるわけじゃないからね。
奥山:世の中、便利になりましたね。関連するサービスもすぐに生まれてくる。
川口:まったく。で、とりあえず2013年はその機能を使わせてもらって、『法×家事』をどんどん出そうと思っている。
奥山:どんどんって、どのくらい?
川口:予定ではまず1月〜7月までの7ケ月間に「7冊」出す予定。パブーですでに公開している4冊に「シーズン2」の3冊を加えることになるけど。さらに今年の前半に3冊書いて、可能であれば10月〜12月、遅くとも来年の1月〜3月に「シーズン3」を出すつもり。一応、『法×家事』は全10巻で区切り。
奥山:まだ1巻も売れていないのに、全10巻とは大きく出ましたね。
川口:まあ、普通じゃありえないよね。
奥山:普通にこれやったら、売れなくて迷惑する人がいっぱい出そう。在庫の山が出て。
川口:その点、「電子書籍」には在庫というものがないから、返品の山もできないし、逆に在庫切れも起きない。
奥山:やんややんや。
川口:それに、セルフパブリッシングならばあくまで「自己責任」だから。
奥山:無謀にも走れる、と。
川口:挑戦ができる、といってくれよ。
奥山:キンドルでは有料にするんですか?
川口:そのつもり。
奥山:じゃあ、これまでの無料版はどうするの?
川口:それはそれで当分残しておくよ。
奥山:ハハハハハハハハ。
川口:どうしたの?
奥山:有料版と無料版を両方並べておくわけ?
川口:そうそう。
奥山:あんたねえ、アホじゃないの?
川口:どうして?
奥山:どうしてって、よく考えればわかるでしょ? おんなじものが一方は有料で、一方が無料だったら、みんな無料の方を選ぶに決まっているだろ?
川口:まったく同じじゃないよ。文章もさらに推敲して読みやすくしてあるし、「オマケ」もつけるし……もっとも、その「オマケ」も無料で公開しちゃう予定だけど……。
奥山:全然わからない、どういう発想なんだか……「広告収入」でも目指すの? 主人公がロゴ入りのTシャツかなんか着るわけ? 文章の途中でCMが入ったりするわけ?
川口:そういうのができるようになるといいよねぇ……。
奥山:しみじみいわないでよ。何、感心しているんですか?
川口:思ったんだけどさ──。
奥山:何ですか?
川口:「読者」と「支援者」をわけて考えたらどうかって、少なくとも当分のあいだは。
奥山:またまたヘンなことをいい出したぞ……。
川口:まずは「読者」を増やすことが先決なんだよ、だから「無料」はつづける。でも、つづけていくための支援は少しずつ増やしていきたい。今のところ大した費用じゃないにしても、全部持ち出しだからね。だから、「有料版」を買ってもいいかなと思った人はぜひ買ってください──「あなたのその1冊が、次の作品の1行になります」……みたいな。
奥山:何がみたいな、だよ。それってあれですか、マイクロファンディング≠ンたいな発想ですか?
川口:うん、かもしれない。
奥山:マイクロファンディング>氛泓ェしてマイファン=B何だか昔のパソコン雑誌の名前みたいだな。
川口:何か新しいことに黎明期≠ゥら参加するのってはじめてだからね、いろいろと愉しまないとね。
奥山:支援してもらえるといいですね。
川口:どうだろうね、まったく自信ないけど……。
奥山:「しッてくれるかなぁ?……」
川口:「……しッてくれねえだろうなぁ?」って、このギャグも誰もわからないよ!
奥山:まあ、でも最低7冊は出るってことですね。で、川口さんのいう「支援」が回ればさらにつづくし、回らなければそこで討ち死にと──やっぱり白虎隊≠ナすね?
川口:──さてパワードブックライター$口世文の「2013年マニフェスト」は以上です。ついでに、このブログのサブタイトルも今年は「パワードブック・ビギンズ」にしました。
奥山:無視かよ──これでようやく終わりなわけね、ご苦労さまでした。
川口:ご清聴ありがとうございました。
奥山:川口さんの2013年に幸多かれを祈ります。
川口:奥山くん、今年はやるよ!
奥山:はいはい……いったい何をやるんだか……。
川口:だから、この1年、いろいろよろしくね!
奥山:はいはいはいはい……その勢い、いつまでつづくんだか……。
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2011/12/07 13:17
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『法律事務所×家事手伝い』シーズン1(全4巻)のパート2ですが、パート1を読んでいない方でも楽しんでいただけます。
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